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資格を取るメリットについてまとめて来ましたが、
実際、業界や職種によってとったほうが良い資格は変わります。
今回は業界ごとの取るといい資格についてまとめていきます。
<IT系の転職におすすめの資格>
ITパスポート資格
ITパスポート試験とは、経済産業省が認定している国家試験です。
ITの基礎的な知識だけでなく、経営の基礎知識まで幅広い知識を持っていることを証明できます。
ITパスポート資格を取得することでIT系未経験でも転職に有利になるため、これからIT業界にチャレンジしたい人にもいいでしょう。
試験は年間を通して、随時実施されています。
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、パソコンのスキルがあることを証明できる資格です。
スペシャリストとエキスパートの2種類に分かれており、エキスパートのほうが上級者向けとなっています。
ITサポート職はもちろんのこと、業務でパソコンを扱うオフィスワークに転職する際にも有利に働きやすい資格となります。
<保険・金融系の転職におすすめの資格>
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーとは、資産運用から不動産、相続やライフプランの設計などに関する資格のことです。
ファイナンシャルプランナーは1〜3級まであり、1級を取得すれば独立や企業などにも役立ちます。
ファイナンシャルプランナーは保険や金融はもちろんのこと、不動産など幅広い業種で需要があり、転職に有利に働きます。
簿記2級
簿記とは、経営活動を記録、計算、整理して財政状況などを明らかにするための資格です。
簿記を取得していることで、転職時に財務や経理などの実力があることを提示できます。
簿記2級は経営業務を把握できるスキルがあることを証明できる資格です。
試験は年に3回行われ、商業簿記と工業簿記が含まれています。
<不動産系の転職におすすめの資格>
宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物取引士とは、宅建士とも呼ばれる資格で、不動産取引に必要となる国家資格です。
不動産業を経営する場合には、従業員の5人に1人の割合で宅建士を置かなければいけないと定められています。
そのため、ニーズの高い資格なのです。
民法や税法についても学ぶため、金融や建築など幅広い職種の転職に役立つでしょう。
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マンション管理士・管理業務主任者
マンション管理士とは、マンションに関するアドバイスや提案を行うコンサルタントです。
管理業務主任者は、マンション管理会社に一定数設置することが義務付けられている国家資格で、どちらもニーズの高い資格です。
マンション管理士、管理業務主任者はどちらかの試験に合格していれば、もう一方の試験が5問免除されます。
<土木・設備系の転職におすすめの資格>
第一種電気工事士
第一種電気工事士の資格を取得すると、住宅や店舗などの比較的小規模な電気工事だけでなく、
工場やビルなどでの作業が行えるため、活躍の場が広がります。
また、作業の主任者にもなれるため、即戦力として転職に有利に働くケースもあるでしょう。
ただし免状交付には、電気工事に関する3年以上の実務経験が必要です。
電験三種
第三種電気主任技術者試験、通称「電験三種」は、事業用電気工作物の保安や監督を行う国家資格のことです。
電気に関する専門知識・技術を有する証明になります。
また、「工業用電気工作物」の保守・点検は、電験資格取得者のみが行える独占業務です。
そのため、電気主任技術者がいなければ、工場やビルなどの運営ができないため、非常にニーズの高い資格なのです。
<医療・福祉系の転職におすすめの資格>
ケアマネジャー
ケアマネジャーとは、ケアプランを作成して利用者が適切な介護サービスを受けられるようにサポートする専門職です。
特別養護老人ホームやグループホームなどは、ケアマネジャーの配置が義務付けられているため、
取得することで転職に有利に働きます。
ケアマネジャーになるためには、資格合格後に実務研修を終了しなければいけません。
登録販売者
登録販売者は、医薬品販売の専門資格です。
登録販売者がいれば、ドラッグストアや薬局などで第二類・第三類医薬品の販売が可能となるため、需要の高い資格です。
実務経験がなくても受験できるため、未経験からでも登録販売者を目指せます。
また、合格後2年以上の経験を積むことで、店舗管理者として店舗の管理運営に携われるようになります。
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いかがでしたでしょうか?
業界別に取ると良い資格についてまとめました。
自分の行きたい業界で取ると良い資格について是非参考にしてみてください。
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