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老後の資金2000万円問題が一時期取り上げられてました。
日本の人口が減って行く中で、年金という国の制度が本当に自分の老後を迎えたときに給付されるのかと不安な方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、民間の保険会社の商品で聞かれる個人年金保険というものについて詳しく知っていきたいと思います!
個人年金保険とは
公的年金以外に自分年金作りに役立つ金融商品や運用方法は様々あります。
公的年金に上乗せした給付を保障するものを「私的年金」といい、
その一つとして「個人年金保険」があります。
個人年金保険とは、60歳や65歳といった一定の年齢まで保険料という形でお金を積み立て、その後は積立金をもとに年金をもらうというしくみの保険のことをいいます。
個人年金保険の種類
個人年金保険は60歳や65歳までコツコツ保険料を支払い、払込が終わったら年金を受け取り始めるのが一般的です。
しかし、一部の保険会社では保険料を最初にまとめて払ってしまう一時払いも取り扱っているそうです。
契約時に決めた時期になると、年金または一時金として保険金を受け取る仕組みのことで、主に「確定年金」「有期年金」「終身年金」の3種類があります。
確定年金
年金の受け取り期間が10年や15年などと決まっています。
そして万が一、被保険者が年金受取期間中に死亡した場合、遺族が残りの年金受取期間分を年金として、または一時金として受け取ることができるものです。
つまり、被保険者の生死に関係なく年金を受け取ることができる仕組みです。
有期年金
年金の受け取り期間が10年や15年など決めた期間の中で、
被保険者が生存している間だけ受け取ることができます。
被保険者が受け取り期間中に死亡した場合は、年金の支払いは終了します。
また有期年金には保証期間がついているものもあります。
最初に年金が受け取れる保証期間を決めておき、被保険者が死亡しても保証期間の残存期間に対応する年金、または、一時金を受け取ることができます。
終身年金
被保険者が生存している限り、ずっと年金を受け取ることができます。
ただし、被保険者が死亡した時点で年金が打ち切られます。
そのため、遺族は年金を受け取ることができません。
そのため、年金開始時から一定期間は被保険者の生死に関係なく年金を受け取れるよう一定の保証期間がついているものもあるようです。
個人年金保険のメリット・デメリット
個人年金保険のメリット・デメリットをまとめて行きます!
■メリット
・貯蓄が苦手でも老後資金を計画的に準備できる
・個人年金保険料控除の適用を受けられる
・健康状態に不安があっても加入しやすい
□デメリット
・解約すると元本割れになる
・インフレリスクがある(インフレによって物の価値が上がってしまうと、受け取る額の価値が下がってしまう)
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いかがでしたでしょうか?
個人年金保険について少しでも知ってもらえたら幸いです!
ありがとうございました!
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