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不動産は人生でとても大きな買い物であるがゆえに、慎重にならなければいけません。
不動産投資をする上でも、リスクはつきもので、うまくリスクを理解して付き合って行かなければなりません。
今回は、不動産投資で知っておくべきリスクについてまとめていこうと思います。
<不動産投資で知っておくべきリスク>
災害リスク
1981年6月1日に建築基準法が大幅な改正がなされ、
建物の耐震性に関する基準が厳しくなりました。
この1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物を「新耐震基準」、
それ以前に建築確認を受けた建物を「旧耐震基準」と区分けします。
「新耐震基準」では、以下の基準があります。
震度6強から7に達する大規模地震で倒壊・崩壊しないこと
震度5強程度の中規模地震で倒壊しないこと
実際、1995年に発生した阪神淡路大震災では、旧耐震基準の建物の倒壊、損傷による被害が集中していたことがわかります。
「新耐震基準」のマンションを選ぬようにしましょう。
ローン金利上昇のリスク
超低金利の時代と言われる今、
ローンを活用することで投資用マンションがより購入しやすくなっています。
返済期間が長期にわたる不動産購入ローンについては、
今後のローン金利の上昇よるリスクは十分意識する必要があります。
固定金利
当初設定された金利が完済まで固定され、市中金利の動向の影響を受けません。そのため、金利上昇場面では、有利になります。
変動金利
半年に一度市中金利によって利息が見直され、返済額の元本と金利の割合が見直されます。借入当初の金利は低いが、金利上昇場面では、利息額が多くなるリスクがあります。
借入額、返済期間、月々の返済額を考慮し、資金計画にあったプランを選択するようにしましょう。
マンションの老朽化のリスク
たとえ、「新耐震」のマンションを購入したとしても、
マンションの老朽化は、遅かれ早かれやってきます。
見るからに老朽化し、廃墟と化し、空室が目立つマンションも存在します。
一方で、同じ年数が経過したマンションでもメンテナンスがいきとどき、
老朽化を感じさせないマンションも多数存在します。
できればそのようなマンションを選びたいですよね。
その目安の一つとして、「RC造り」「SRC造り」のマンションを選ぶようにしましょう。
空室、滞納のリスク
マンション投資において、主な収益は賃料収入です。
空室や滞納により、家賃が入ってこなければ、管理費等の経費だけは発生し、
赤字になります。
家賃収入をローンの返済に充てている人にとっては、ダメージが大きく、
その状態が長期にわたれば、マンション投資そのものが破綻してしまいます。
家賃下落のリスク
新築時の家賃はずっとは続きません。
マンションの劣化とともに、家賃は下落するものと考えるべきです。
家賃収入が収益源であるマンション投資を行う上では、
家賃の下落は考慮しておく必要があります。
新築マンションの不動産投資では、家賃の下落率は十分に考慮して、
採算が合うかどうか検討するべきでしょう。
中古のマンションでの不動産投資においても新築程ではありませんが、
家賃の下落は考慮しておくべきでしょう。
不動産価格下落のリスク
マンションの価格は、経年、老朽化とともに下落していきます。
しかし、マンションによってはその下落幅が比較的小さいものもあります。
できればそのようなマンションを選びたいものですね。
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いかがでしたでしょうか?
今回、不動産投資で知っておくべきリスクについてまとめてみました。
是非、参考にしてみてください。
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